釣竿や仕掛けの選び方とおすすめ

千葉県南部で伊勢エビ釣り、そのコツ

伊勢エビ釣りは、ニュースでも報道されるような密漁で捕まったり、漁師にリンチされたりと、いい話を聞くことはありません。漁業権の関係で逮捕されたり、設定外だったため無罪になるなど、混乱も多いことで有名です。
そんな伊勢海老釣りの仕掛けは、そこまで難しくなく、ルアー釣りより安価に釣ることもできるので、お手軽な釣りになります。それでも、釣る環境となるとテトラポットの穴釣りのため、難易度が上がってしまいます。


伊勢エビについては、本州なら伊勢海老がいそうな場所なら問題なく釣れる可能性があります。漁師や自然団体などが放流しているため、個体数が多そうな部類です。

また、蟹かごという手段もありますが、この取り方に関しては、やはり規制が多いようです。私の父も、蟹かごでワタリガニを捕っていましたが、伊勢海老はお目にかかれませんでした。
しかし、私の地元の釣り場でも伊勢海老の釣りに関する情報が多くあり、実際に釣り仲間からもらった情報もあります。
また、日本にはテトラポットが多くあり、伊勢エビには最高の環境ともいえます。

伊勢海老釣りの餌


伊勢エビはザリガニと同様に肉食性ですので、アオイソメやアカイソメ、オキアミ、魚の切り身、イカの短冊がよく使われます。一般的に餌持ちがいいため経済的です。
金銭面に気を使わないのでよければ臭いが強いアカイソメがおすすめです。
また、違った楽しみ方として、色々な餌を試してみるのもいいでしょう。かなり雑食性が高いので、食い付きのいい餌を自分でみつけて見るのも一つです。

伊勢エビの口は小さいため、餌も大きすぎると針がかりしないので注意が必要です。短冊にするなら4〜5mm程度にするといいでしょう。

伊勢海老釣り仕掛け


伊勢エビは岩の下にもぐったり隠れていたりするため釣り用具全般にはそれなりの強さが必要です。
糸はナイロンで6号、7号8号、PEでは3号。PEは伸びにくいので、海底の状態が分かりやすいです。

ハリスは根掛かりしやすいため、フロロカーボンの6号がお勧めです。

甲殻類は基本的に噛み切る力が強いため、針は伊勢エビ専用針がおすすめです。3本針の仕掛けが主に使われています。これは、餌に伊勢海老が抱きついた際に引っかかりやすくするためです。

伊勢海老の釣り方


伊勢エビは夜行性なので、昼に釣ることはまず出来ません。釣り方自体は単純で堤防際、テトラの穴などに落とし込みアタリを待ちます。釣れなければ、徐々に動いていきます。
アタリがあれば、一気に引き上げます。間接部などがもろいため、潜られると引き上げの際に足が切れてしまうことがありますので、伊勢海老に潜られると我慢比べになります。

エビ類は群れで行動するという習性を持っているのですが、伊勢エビも群れで生活し、群れで移動をします。一度釣れたスポットには他の伊勢エビがいるかもしれません。

伊勢海老を釣る時期


釣れる時期としては、夏から秋が位の産卵期となるため、活動が活発になるようですが、冬場は、沖に行くこともあり数が減るようですが、冬の時期は大きさと味がいいようです。
伊勢エビ釣りには禁漁期間があり解禁は10月ですが、房総地方では8月となっています。

解禁月に合わせて秋が一番の狙い目です。適正海水温は約16度程度と言われています。これぐらいの温度がエビにとって動きやすいです。

まとめ


まとめますと、私が釣りをした場所は千葉県の南部です。時期は9月上旬でした。当然夜でしたが、翌日昼間に写真を撮影しました。伊勢海老釣り皆さんも楽しんでください。

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